本来の PT・OTについて❷

No.

   治療的運動(Therapeutic exercise:運動療法・運動性OT)の治療の順番についてです。

   以下は治療目的対象です。

   

   1)ROMRange of motion「運動の範囲」

   2)Muscle strength「筋張力」

   3)Muscular endurance「筋持久性」

   4)Co-ordination「協調性」

    5)General condition「(生理的な)全身状態(機能)」

 

    基本的動作・応用的動作において協調的な運動を行うときに、不可欠な構造は関節の運動

    です。

    なぜならば、神経や筋、心臓や肺に問題がない場合でも、関節が固定されていれば運動は

    起こりません。

    そこから言えることは、1)ROMの治療が最優先だということです。

    その後に筋のそれぞれの機能から考えると2)3)4)と治療を進めていき、運動を通じ

    て5)を改善します。

    上記の順番は、単に羅列しただけではなく、治療の順序ということです。

 

    ※「PTの基本的動作」と「基本動作」の意味は違います。

      基本動作はADL(応用的動作)と同意語です。

 

お問い合せ先

事務局メール

(↑ここをクリック!)

北海道東北&関東支部の公式LINEとなりました!ともだち追加お願いいたします。

SJF会員以外のPT・OTの方もご登録いただけます。

お知らせ

宇都宮初夫SJF学会会頭:大地会研修会のオンデマンド配信視聴追加申込受付中!

上記本日、配信開始しました!

徳島学会、申込受付中!

2024年度大地会研修会年間予定掲載しました!

大地会オンライン研修会ビデオ画像販売開始

SJF学会理事長のご厚意により、ビデオ画像を販売させて頂きます。この収益は書籍クラウドファンディングに寄付いたします。皆様の学びに役立つ内容です。

詳細はこちら。

書籍クラウドファンディングについて:

Thiel  でみる解剖学「Thiel法だから動きが分かりやすい!筋骨格系の解剖アトラス、頭部・顔面・体幹編(Web動画付)」一柳雅仁著を既存出版社からではなく、趣意書にあります経緯によって、皆様にクラウドファンディングという形式での発刊にご協力頂きますようお願いいたします。詳細はこちら

 

SJF学会20年記念誌閲覧希望の方:メールにて氏名・会員番号を記載し、事務局メールアドレス宛にお送りください。

第1回発足記念大会から第20回神戸大会までの学術大会発表や技術の変遷など、これまでのSJFの歩みが収められています。

金沢学会:大会誌

会員にはメールで配布いたしました。

書籍ご紹介:以下の書籍の下肢編が刊行されました。(下の画像は、Webより転載しています)

2024年度までの会員の更新手続きをお願いいたします。

感染症による予防対策を行いつつ、順次開催していきます。